こんにちは、Sion(@figureandon)です。
今回は、牙狼専用に製作したジオラマをご紹介!
・・・と言っても、ジオラマ自体は2年程前に完成していまして。
完成後、使用していなかったのですが、今回あらためて写真を撮影して記事にしました。
テーマは牙狼 第1話「絵本」の世界
まずは完成写真。
牙狼 第1話「絵本」に登場する画廊をイメージして製作しました。
肘井美佳さん演じるカオルが、個展を開くことになった画廊ですね。床を大理石模様にしたり、扉を黒にしたり、実際には劇中から大きくデザイン変更しています。
峰岸徹さん演じる画廊のオーナーに憑依したホラー、アングレイ。戦う際にできた床のダメージも付け替えで表現可能。
なお、ジオラマのサイズは縦45cm×横45cmです。
各パーツの解説です
大理石調の床は、ウエットティッシュとエアブラシを使用した蛇紋塗装で表現しています。
手芸用の綿を使用した方法はよくWebで見かけていたのですが、綿の成形が難しく…。
自宅にあったウェットティッシュを使ってみたところ、模様を作りやすく、大幅に作業時間を短縮出来るため、この方法を採用しました。
【1/12ジオラマメモ】蛇紋塗装(大理石塗装)はウェットティッシュを使うのが簡単でオススメ。
— Sion (@figureandon) July 22, 2018
濡れている間にゆっくり上下左右に引き伸ばし、水気がなくなったら塗装対象に被せてエアブラシorスプレー。
引き伸ばしやすい製品と、難しい製品があるので何種類か試すと良いかも。#造って遊ぼ pic.twitter.com/n9MzAau4gJ
ダメージを表現した床は、土台のカラーボードを削り、その上に同じくカラーボードや100均のセメントで作成した瓦礫を配置。
同様の方法は、過去に作成した遺跡ジオラマ等でも使用しています。
奥の扉は、プラ板を加工して作成。
劇中では透明な扉だったと思いますが、透明にすると奥の部屋も作りこまねば…というジオラマの都合上黒色に変更しています。
扉は開閉可能なので、撮影のバリエーションが増えます。
柱は、ダイソーの円柱形と四角柱型の発泡スチロールを使用しています。
円柱形の方は色を塗装しただけのお手軽柱ですね。
柱と土台の接着には、ネオジム磁石を使用。
僕のジオラマ製作において定番の方法ですね。
なお、ネオジム磁石もいつも100均で購入してます。
壁面と絵画を照らす照明を設置してみました。
照明は、ホビーベースのミニスポットライトを使用しています。
絵画を照らす方は加工もせず製品そのまま使ってます。
壁面の照明は、透明プラ板でカバーを作成し、ホビーベースのミニスポットライトに被せて使用しています。
絵画は、劇中ではカオルの描いた絵ですが、今回はカプセルトイ「ミニチュアアートギャラリー クロード・モネ編」を使用。
全パーツを分解するとこんな感じ。
撮影しない時は、ダンボール等に収納しておくことが出来ますね。
下地のブラックジェッソを塗った段階の写真です。
ここからの塗装にかなり時間を要しました…。
ジオラマを使って撮影してみました!
ということで、完成したジオラマを使用してフィギュアを撮影!
(真骨彫の牙狼と、アングレイに見立てたSPAWNを使用。)
「絵本」の劇中っぽく撮影してみました。
大型なジオラマにしたつもりでしたが、いざ撮影してみると少し狭く感じまました。もう少し大きい方がよかったかも(縦横60cmくらいかな)。
こちらの写真では、柱の土台にfigmaミロのヴィーナスを乗せて博物館っぽい雰囲気にしてみました。
最後は劇中でも印象的だった、鋼牙とカオルのシーンから。
沢山の共有ありがとうございます!
牙狼「絵本」をイメージしたジオラマいかがでしたでしょうか。
劇中のデザインから大きく変更していますが、撮影において牙狼の世界感を出すことに貢献してくれるジオラマになったと思います。
1/12撮影用ジオラマ、『絵本』完成。
— Sion (@figureandon) July 16, 2018
真骨彫化の記念に、牙狼第1話をイメージして作成しました。
アングレイの返り血には気をつけよう!
床はダメージ仕様にも変更可能。
美術館、博物館設定で他のフィギュアでも遊びたいですねー。#造って遊ぼ pic.twitter.com/CAmIVXXbOf
いつもSNSでの共有もありがとうございます!
以上、牙狼「絵本」風ジオラマでした。